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ボードを探す
さて、いよいよサーフィン編です。ヤフーオークションでサーフィン用品を売買する際の
注意点やコツなどを書いていこうと思います。
まずは、ボードを探す際の注意点です。

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オークション > スポーツ、レジャー > スポーツ > サーフィン > ボード

とたどっていくとサーフボードのカテゴリになります。
そこから更に「ショートボード」「ロングボード」「その他」と分かれます。
見てみると分かると思いますが、かなりの数のボードが出品されてます。

「サーフィン事始め」>「ボードはどこで手に入れる?」でも書きましたが
中古ボードを探す際、オークションで探すのがショップをまわるのにくらべて
いかに効率がいいか分かってもらえると思います。

しかし、いくら数が多いと言ってもショップで中古を買うのとは決定的に違う点があります。
それは商品を手にとって見ることができない、という点です。
ですので、オークションで買ってみたけど思ってたより程度が悪かった、ということも
残念ながらあります。
また、ショップで買うのと違って商品代金以外にもシステム利用料や振込み手数料、
送料など代金以外の部分でもお金が必要なので、安く落札したつもりが、
結局ショップで買うのと変わらなかったということにもなります。
変わらないだけならまだしも逆に高くつくことにもなりかねません。

なのでオークションでボードを買う場合はショップで買うのに比べてリスクがあります。
しかしうまく利用するとすごくいい買い物ができることも多々あります。

ということでここではオークションでサーフボードを買う際にできるだけリスクを減らし、
いい買い物をするためのコツを説明します。

・メーカー品の中古はやめておいた方が無難
僕がオススメするのはあくまでも安〜い板です。オークションは初心者の入門用の
最初の1本を買うのが一番適していると思います。
次に中級、上級者が名の通ったメーカー品の新品を買うのに適していると思います。
しかし、ある程度乗れるようになって2本目が欲しくなった、といった場合、
考えるのはメーカー品の中古を安く買おう、という方向に行くと思いますが
これはあまりオススメできません。なぜかと言うと上に「リスク」と書きましたが
そのリスクがかなり高くなります。

初心者用の最初の1本に安いのを1万円台くらいで買うのならリスクはかなり低いと言えます。
なぜなら金額的に安いのはもちろん、リペア跡やその他キズなどがあったとしても
どうせ初心者のうちは板をガンガンいためるので大した問題ではありません。
使う期間も短いと思います。それに途中でいやになってサーフィンを
やめるってことも考えられます。
それに対して中級者以上の場合は買ってすぐやめるってことは考えられないし、
ボードの扱いにも慣れてるので初心者ほどボードをいためることなく長く使うことに
なると思います。それなのに買ったはいいけどすぐに浸水してきたなんてことになると
目も当てられません。じゃあキッチンテープで塞いどけってのもかなりツライものがあります。
中級者以上なら新品を買ったほうが結局安くつくと思います。

メーカー品は中古でもそれなりの値段で取引されているようですが値段に見合う
価値があるか?というとかなり疑問です。
もちろん、程度のいい掘り出し物もあるのでそういうのを買う分には全然問題ありませんが、
ブランド名にだけ魅かれて程度の悪い物に実際の価値以上の金額を出すのはやめましょう。
とはいってもこのあたりは個人の価値観にもよるので、それでもブランド品が欲しい人は
自己責任で、ということで(^^)。

以上のような理由で、中・上級者がメーカー品を買うなら金額を上乗せしてでも
新品を買いましょう。新品なら間違いありません。それに新品でもオークションなら
かなり安く買える場合が多いです。
もしくは中級以上の方はちゃんとしたショップで買うことをおすすめします。

ということで初心者用の安い板を探す、という前提で話を進めます。

・キズの程度を見極める
出品物をいろいろ見て回って予算的にもスペック的にも適当なものがあったとして
一番気になるのはやはり程度です。ここではその程度を見極める際に気を付けるべき事を
書きます。

まず、サーフボードの場合ワックスを取らずに写真を撮ってるものが結構あります。
その場合デッキ面のへこみなどがよく分かりません。こういうものは必ずQ&Aからデッキ面の
状態を出品者に質問しましょう。それと、ワックスならとればいいですが取れないよごれや
シミの場合もありますので取れるものなのか取れないものなのか、そのあたりのことも
確認しましょう。
デッキ面のへこみですが、ある程度は普通に使っててもへこんでしまうので少しくらいなら
気にしなくても構いませんが、あまりボコボコになってるものはコーティングが剥離している
ことも考えられるので避けましょう。

(ちなみにワックスを塗りっぱなしのこきたない状態で出品してるものにはたまに掘り出し物が
あります。見た目が悪いので入札金額があまり上がらないことが多いんですよね。
汚く見えるボードでもワックスなら取ればきれいになるのでそういうのを探すのも手です。)


あと、細かいキズならちゃんとリペアしてあるなら問題ないでしょう。もし落札してから
そこから浸水してきたとしてもリペアできます。
でも過去に大きなリペアを受けているものは避けた方が無難です。見た目はきれいにリペア
されてあったとしても強度はかなり落ちているかもしれません。
説明文に書かれてなかったとしても、例えばノーズ付近が折れたのを直したような感じに
大きめに変色しているようなものは避けましょう。実際は折れたりはしていないとしても
浸水しているとか、なんらかの変色の原因があるはずです。

あと、フィンが付いてるかも確認してください。FCSなんかの場合、フィン無しで出品されているものも
結構あります。もしフィン無しの場合はフィン代(数千円)を見越した金額で入札しましょう。

出品者の評価も要チェックです。サーフボードは壊れやすいので発送の際はしっかりと
梱包する必要がありますが、梱包などきちんとしてくれそうかどうかを過去の評価から
見極めましょう。見極める方法としては以下のことに注意してください。

きちんと梱包してくれると思われる出品者
 ・過去に出品経験が豊富でなおかつ悪い評価が無い
 ・評価のコメントに「しっかりと梱包されていました」みたいなものがある
 ・過去の落札物等を見るとサーファーと思われる出品者(ボードがいかにデリケートなものか分かってる)
 ・過去にサーフボードの出品歴があればベスト

ちょっと気を付けておいたほうがいい出品者
 ・過去に出品経験が少ない(ほとんどない)出品者
 ・悪い評価が多い出品者
 ・サーファーではなさそうな出品者(代理出品等)

気をつけるって言っても、どう気をつけるんだ?ってはなしですが(笑)。
不安要素の多い出品者なら入札を見送った方がいいかもしれません。
しかしこのあたりの判断は難しいところですね。

とりあえず上記のようなことに気を付けて探せばいいと思います。
あまりオークションの経験がないなら最初は何か安いものを何度か落札してみることを
オススメします。何度か取り引きしてみると注意点や要領が見えてくると思いますよ。


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